韓国ー3 | 根岸俊雄の住まいづくり入門

韓国ー3

今日は一日、市内見学です。


朝は。街に出て、お粥の朝食。


午前見学は、まずは今回のハイライトである宋廟を見学。

石敷きの広い広場の向こうに、細長い低層の建物が一直線に建っています。

両端にはウイングが出て、広場と渡りをつけています。

韓国の建物では珍しい構成で、これが日本の建築家には受けるのです。

やはり、グッドです。


次は、明洞聖堂に行きました。

昼食は近くの韓国式の餃子料理。


午後は、まずザハ・ハデイド設計で最近完成した東大門デザインプラザ。

曲面の巨大なナマコ状物体。

しかし表面の色が曇り空に溶け込んで、威圧感はそれほど無い。

でも、どこが入口?、内部はどこが見どころ?、分からないのです。

デザインは細部にわたって上手。

大きなデザインだけではないのです、スタッフの底力を感じます。


次は、対照的に、金寿根設計の京東教会。

外観はレンガ造りの小さなマッスがセットバックしながら円弧上に林立。

小さい建物だが原始的な力強さを感じます、グッドです。

建物周りを一巡する階段を登りつめたところに、入口がある。

中に入るとパイプオルガンを弾いている女性だけ。

他は真っ暗で良く見えない、残念。


さらに、南山ゴル韓国村。

昔の貴族の住宅が5~6軒集まっている。

やはり住宅は見ていて気持ちが落ち着く。

家内は「みんな小さい部屋ね」と言ってる。

韓国式住宅の間取りはやはり良い、参考にしたい。


ここいらへんで、グロッキー。

タクシーでロッテデパートの地下食品売り場に行って、夕食用のサンドイッチとコロッケを購入。

歩いてホテルの部屋の戻り、家内はNHK杯フィギュアスケートを見ながら食事。

私はバタンキュウで、9時頃起きて夕食。