根岸俊雄の住まいづくり入門 -2ページ目

コルビュジェの敷地検分

 コルビュジェに関する本を読んでましたら、次のようなエピソードが載っていました。

 コルビュジェは日本から国立西洋美術館設計を委託され、1955年に来日します。
コルビュジェは東京に居た4日間で、なんと5回も上野公園の敷地検分のために足を運んでます。

 もう一つは、フィルミニの教会堂の設計中の話です。
建て主側は地盤工事費の削減のため、敷地変更を要求してきます。
しかしコルビュジェは、設計案を別な敷地で建てることを断固拒否します。

 コルビュジェにとっては、敷地はたいへん重要なようです。
彼は建物を敷地環境と不可分な関係なものとして設計するのですね。

住宅模型の寄贈

 今日、約10年ほど前に制作した住宅模型を、市川工業高校建築科に寄贈しました。

 制作したのは、今は無き「(東京YMCAデザイン研究所。建築二部」の卒業生達です。
 大きな模型で、S=1/10のサイズで畳一畳余あります。
 また精巧にできてますので、写真を撮ると竣工写真と区別がつかないくらいです。
 
 模型は良い場所に収まりました。
 模型が若い高校生達に囲まれ、「あら、まあ、なんて楽しそうなんでしょう!!」などと言ってもらえたら、本望です。

羅須地人協会

 家内が友人と花巻に宮沢賢治の羅須地人協会の建物を見に出発しました。
 私はかつて家族一緒にその建物を見たことがあります。
 そしてその建物について小文を書こうとかねがね思ってましたので、建物撮影を頼みました。
 

越谷で旧友に会う

 越谷にかつて務めた設計事務所の同僚が越してきましたので会いました。 
 彼とは調布の社宅で隣り合わせたことがあります。
 彼は再開発担当でした。
 そんなわけで新宿とは別な話で盛り上がりました。

旧友の集まり

かつて務めた設計事務所の同僚が数人集まりました。
店は新宿の路地の奥の魔窟のような中華店です。
昔話に相応しん場所でたいへん盛り上がりました。

大妻女子大

今日から大妻女子大の私の講義が始まりました。
私の担当は福祉住環境論です。

DVD講座:「住いの楽しさづくり」完成

 DVD講座:「住いの楽しさづくり」が完成して、届けてもらいました。 

 全体の長さは45分で、ちょうど聞きやすい長さです。

 語りと模型撮影と竣工写真がいい案配にミックスされていて、分かり易い構成です。

 私も頑張って喋ってiいます。

 皆様のお役にたてれば幸いです。

 出版・販売は住宅産業研究所です。


高崎で建物見学

 高崎に夫婦で花見を兼ねて建物見学に行ってきました。

 まずは、旧井上房一郎邸です。JR高崎駅から数分の高崎市美術館の敷地内にあります。井上邸は、有名な建築家アントニン・レーモンドの自邸のコピーです。設計者の快諾の元に、設計図を借り受けそして実測までして建てたそうです。質素な作りですが、志は高く、たいへん気持ち良い住いでした。この建物については近々に小文を書くつもりで、写真借用の願いも済ませました。

 次は花見で、市役所近くの城址公園に向かいました。井上邸から500m程で、すぐ近くです。街中に御花見が出来るところがあるというのは、うらやましい限りです。ピンクが少し濃いめの桜、香りも強く漂っています。良い花見が出来ました。

 その満開の公園の中を、群馬音楽センターに向かいました。レーモンド設計の建物です。折板構造のギザギザの外観は、よく写真で見た通りです。運よく中のホールへ入れ、中学合同のオーケストラ演奏を聞きながら、内部空間を見ることが出来ました。58年前の建物ですが、当時の熱い息吹に励まされる感じになりました。

 良い一日でした。

大妻の教え子が突然来所

 大妻女子大の教え子二人が、突然我が事務所に現れました。

 とてもビックリしました。

 と言いますのは、ちょうどその時は大妻の次年度の授業準備で、かつてのゼミの教え子達のことも思い出していたのです。

 そんな時にまさに本人達が現れたというタイミングだったのです。

 互いにいろんなことを話しまして、たいへん楽しいひと時でした。

梅見

 梅見に行きました。

 今年は生越の梅林に行こうかという話もありましたが、結局毎年と同じ越谷梅林になりました。

 そんなに広くはありませんが、梅の香りが漂う中、夫婦でゆっくりと歩き廻りました。